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NBC講座

08.10 クリーンルームは意外に過酷

10月某日、上場企業の電子部品工場を久々に見学に行ってきました。
電子部品の製造工程は、ちりの数を極端に減らしたクリーンルームという特殊な室内で行われるのが普通です。そしてこの特殊な部屋に出入りするには、念の入った準備が必要です。

まずは手洗いから。
厳しい工場では、手洗いの手順まで細かく決められています。

次に、防塵服を着装します。頭部のフードをかぶり、不織布でできた本体を着装、マスクをしたり、手袋を嵌めたり、脚絆のようなものをつけたり、ゴーグルをしたり・・・と、数多くの手順を踏んでようやく身なりが整います。

着装ができたら、次は狭い部屋に入って、エア・シャワーで体に付着したちりを吹き払います。両手を高く上げて、数回は狭い部屋の中で体を回転させるのが決まりです。大の大人が数人で狭い部屋の中両手を挙げてくるくる回る様は、毎度のことながら笑えます。

エア・シャワー室に入る前と後には、「人間版ゴキブリほいほい」のような、粘着シートで、靴底のちりを落とします。

クリーンルーム内では、メモを取るにも普通の紙は使えません。
ちりの発生しない防塵紙等の特殊なものを使わなくてはなりません。

防塵服を着けて長いこと作業をするのは、意外に疲れるものです。体のほとんどの部分を覆われるということは、想像以上の不快感を感じます。働く人によっては、防塵服を着けて長いこと作業をするうちに精神的に変調を来すことがあるという話を聞きましたが、一度体験してみると、そのようなこともありうるなと感じられるはずです。

今日も防塵服に身を包んで、意外に過酷な作業を続けてくださる皆さんがあってこそ、我々はデジタル機器の恩恵にあずかれるのだと言うことをよく知っておかなくてはなりません。

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